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コンピュトレーナーで行う基本的なパワー・トレーニング5:スピンスキャン・ペダリング解析② [バイク・トレーニング]

最近、地元のサイクリングチームのペダリング解析を行った。
個性豊かなサイクリスト10数名が集まり、ぞれぞれからとても興味深いデータを見せていただいた。
(下図はコンピュトレーナー・ラボ オリジナルのデータ例)

pedalling analysis.jpg

長年、北は北海道、南は九州まで、いろいろな場所で子供から大人までいろいろなサイクリストやトライアスリートの「ペダリング」を見ていていつも感じることは、バイクに乗る人それぞれのペダリング・スキルにはとても個性があるということだ。

その「個性」をコンピュトレーナーの「スピンスキャン」の機能を使って垣間見ることができる。そして、同時に思うことは、ペダリング・スキルには実は「理想」というものは存在しないのではないかといこうことだ。

たとえば、最も身近なペダリング・スキルの一つとして「ケイデンス」が挙げられるとするならば、生理学上、最もエネルギー消費の少ないrpmを「理想」と呼んだところで、それが「60rpm」である事実を受け入れ、そのケイデンスを好んで使うサイクリストはほとんどいないだろう。

優れた選手だからといって「理想」のペダリング・スキルを持っているとは限らない。同じように、通常サイクリストが好んで使うケイデンスが80-100rpmであるのには「理想」とは異なるワケがある。

「理想」を追い求めるのではなく、「個性」を生かす。その「個性」がさらに生かされつつパフォーマンスアップにつながるよう改善点を見つけ出すことが重要だ。

筋力や柔軟力、脚の長さや大腿/下腿のバランス、関節の可動域などさまざまな要素や個人差が複雑にミックスされて出来上がってきるペダリングを、皆が一様に「理想」とされるようなペダリングに当てはめるのは不可能に近い。

それよりも、「個性」を重視し、その中で意識すべきポイントや主観と客観の違うポイント、気付きによってパフォーマンスアップが見込めるポイントなどを挙げる。そして、それらの補正や修正に取り組むことによって、その「個性」はさらにレベルアップする。しかし、それらは他の「個性」にとっては何の役に立たないものかもしれないし、「理想」とはまだかけ離れているものかもしれない。

コンピュトレーナーの「スピンスキャン」は、そんな「個性」の重要性を再認識することができるツールでもあるのだ。
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